自作キーボード KillerWhale を作った
投稿日:2024年1月14日
自作キーボード購入のきっかけ
仕事も趣味も基本的にはPCを触っていることが多いためか、右の前腕から手首にかけて妙に気怠くなることがよくあります。
キーボードやマウスを使うときの姿勢・動作というものは、人間工学的には体への負担が大きいそうです。
それが原因かは分かりませんが、これからもPCとは長いお付き合いになるので体への負担が軽くなりそうなキーボードを試してみることにしてみました。
YouTubeチャンネル『理想の書斎作り』さんで紹介されていた『Keyball』シリーズ。
動画→ 理想の書斎作り: keyball39の紹介
これを観たとき、ボクこれ使ってみたい!と思ったんですよね。
以前から、ポインタを移動するために右手をマウスに持ち替えないといけないということに煩わしさを感じていたこともあって、Keyballシリーズの存在は青天の霹靂でした。
KillerWhaleの存在を知る
Keyballシリーズには、搭載可能なキー数によって3つのタイプがリリースされています。 最もキー数が少ないKeyball39から、間の44、最も多い61と。 一般的なキーボードのキー数は、テンキーなしで86、ありで108なので、Keyballの多くても61というのは大分少ない印象です。
どれにしようかと迷いながらポチポチ情報を漁っていると、『KillerWhale』に出会いました。
ボクはどれを買えば良いんだ。
悩んだ末にKillerWhaleにした
2ヶ月くらい悩んで最終的に買ったのはKillerWhaleでした。
Killer Whale (遊舎工房)
KeyBallシリーズになくてKillerWhalelにあるものが、
1. JOYSTICK
2. キーボード自身の傾斜
3. ホイール
特に1のJOYSTICKが、ゲームもしたいボクには非常に魅力的に写りました。
パーツ集め
委託販売をしている遊舎工房および、制作者のはやしたろう氏のboothから各パーツを購入します。
パーツ | 単価(円) | 個数 |
---|---|---|
KillerWhale本体 | 12,000 | 2 |
RaspberryPiPico(TypeC互換) | 1,100 | 2 |
TRRSメタルケーブル 0.8m | 1,100 | 1 |
Perix PERIPRO-303 青 | 1,799 | 1 |
DurockSplashBrothers(35pcs) | 1,732 | 2 |
SK6812MINE-E(10個入) | 385 | 7 |
OLEDモジュール(pinsocket付) | 825 | 2 |
PBTカラーキーキャップ Black | 2,200 | 1 |
DSA 無刻印キーキャップ | 55 | 18 |
側面ユニット Joystick | 2,000 | 1 |
合計: ¥42,098+送料
たっけぇ(笑)
ボクが普段使っているキーボードが\3,000くらいなので、マウス付きとはいえ大分高いです。
作成
手順に沿ってハンダ付けするだけです。
仕事で極稀にハンダ付けするくらいのボクで、片手分の作成に丸1日くらい。
慣れてる人はもっと早く作れるんですかね。
とりあえず作りきった時の状況。
一部LEDが点灯しないけど全てのキーの動作は確認。
修正
LEDのハンダ付けが甘そうな部分を微修正したあと。
ちゃんとすべてのLEDが点灯することを確認。キーボード自体は完成。
キーマップは使いながら試行錯誤していきます。